2012年10月28日日曜日

2匹目

最近めっきり工房に生徒さんが来なくなりました。
うーむ、困った。

でも、こんな時は前々から依頼されていた
彫刻の仕事をせねば。

私は、自分の出来上がった作品にはあまり
執着しないのですが、一つだけ手放せない
作品があり、それは工房の招き猫代わりに
置いています。(あまり効力はないようですが)

いつもお世話になっている方が、これが
欲しいと言ってくださったのですが、売り物では
無い為、これと同じようなものならつくりますと
言ってみたら、是非との事で、商談成立。

陶芸のイベントが終わり、落ち着いたところで
制作に入りました。

普段の作品づくりは大小に関わらず、ものすごーく
時間が掛かりますが(最低4か月は掛かります)
以前、自分がつくった事があるものなので
異例の速さで出来そうです。

樟の匂いで工房内は満たされています。
 
自分の作品を模刻するような仕事は
最初の時のような気持ちで出来ないし、
変にこ慣れた感じになってしまうのでは
ないかと心配でしたが、意外と客観的に
突き放して見られる事ができ、前回とは
違う作品が出来そうです。(見た目は似てるけど)

工房の生徒さんが来ないことをいい事に、工房内で
ガンガン彫っていたら、見学の人がやってきました。

彫刻家なんですけど、本当は陶芸工房なんです
と訳のわからない事を言ってしまいました。

生徒さんがいる時はちゃんと陶芸工房に戻しますので、ご安心を。

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