2014年5月21日水曜日

リユース&役立たず

一時期ブームになり、私もたくさん作ったタジン鍋。

見かけの目新しさ、かわいさと、実際使ってみて確かに
料理がおいしく出来、機能性も良いのですが、いかんせん
収納に困るんですよね。

特にあの蓋!調理する時にはあの大きい蓋に
意味があるのですが、それ以外はただの邪魔者です。

で、最近見つけて思わず購入したアンティークの兎の五徳。
これにタジンの蓋を置けば大きなボールに大変身!


なんてことでしょう~!
調理前の玉ねぎや、切った野菜の水切り網を置いたりと
結構使えます。

陶芸の場合だとこんな風に便利な道具としてリユースできますが、
彫刻は出来ません。
最新作の彫刻の形を見て、なんかのフックにしてみたら?
穴開けてオカリナは?とかツボ押しできない?
等々、冗談交じりに言われましたが、彫刻って箸にも棒にも
かからないモノなんですよね。
他の人からみたら、どうでもいいものを真面目に人生
掛けてつくってるなんて、狂気の沙汰かもしれませんが、
そんな人がいなかったら世の中おもしろくないんじゃないの?

 意外と大きいので箸置きは無理です(笑)
残念ながら、何の役にも立ちません。


2014年5月7日水曜日

緋襷できたど~!

今までで一番責任重大で緊張した本焼きでした。

緋襷は何度か作ってはいるので、工程や仕上がりはわかっては
いるのですが、ちょっとした温度の加減や置く位置で
焼き上がりがだいぶ変わってしまう我が家の窯。
気が気ではありません。

焼成が終わってから、温度はもうちょっと長く
やった方が良かったかなとか、棚板に置く位置は
変えたほうが上手くいったかもとか、結果を見る前に
不安が大きくなり、変な夢を見てうなされました。
しかも実際、久しぶりの大きな地震が起こるし。

はぁ~、なんというチキンハート。

で、結果です。
藁を巻いた後が白く残っています。
この藁が緋色を出してくれます。
 いくつか土の配合を変えてみたので色の違いが出ました。
水に浸すともっときれいな色に変化すると思います。

一先ず安心しましたが、これから、検品作業、箱書き作業が
あります。

頑張れ自分!

2014年5月1日木曜日

100個越え

初の大量注文でございます!!

失敗分も考え、多めに作りました。(まだ素焼きですが)

今まで同じ形を100個以上作ったことが無かったので、
出来るかどうか不安でしたが、彫刻と同じように
追い込まれればやれるようです。


今回は緋襷でやってみます。

上手くできますように~

もう後は神と窯頼みです。

 素焼きした器に
 藁を叩いて柔らかくしたものを
 巻きつけ、さらに密着させる為、紐でグルグルに縛ります
底が不安定なので道具土で固定させました

出来上がるまで、もやもやな気持ちで過ごす
この時間がとても嫌です。