今年最後の焼成が終わりました。
まだまだ、窯の癖や温度調整、釉薬の特徴を
覚えるまでに、時間が掛かりそうですが、
初めの頃を思えば、だいぶ慣れてきました。
来年も試行錯誤しながら、向上心を持って
制作していきたいと思います。
お試しで、こんなものをつくってみました。
おいらに気安く触ると怪我するぜぃ
現在、千葉市美術館で開催中の
「須田悦弘 展」に行ってきました。
須田さんは、草花を細密につくる木彫作家です。
11月11日に作家ご本人が来場して
丸一日かけて雑草を公開制作する
企画があり、観覧したのですが、
とても興味深いものでした。
この展覧会は一部の作品を除いて、写真を
撮ることができます。今日は写真撮影を兼ね
あらためて観に行ってきました。
美大のデザイン科出身の須田さんの
作品は、彫刻科出身の人の木彫作品とちょっと
違います。
なにが違うのか、上手く言い表す事が
できないのですが、押し付けがましく
無く、周りの空間を違和感なく溶け込ませて
しまうところに面白さがあります。
制作中の須田悦弘 氏
ありえないところに植物が生えていたり、
落ちていたりするのだけれど、あまりにも
自然なので、気が付かないで通り過ぎてしまいそう
になり、一生懸命どこにあるのか探したりして、
ちょっと隠れん坊の鬼になった気分。
椅子の下に何か生えてる!
雑草がっ!!
窓のサッシの間にも
パーテーションの隙間に朝顔発見
格子の隙間に桔梗が静かに咲いていました。